大和市を散策する『やまと散歩』。
第1回目は、中央林間にある公園「多故記念公園(慈緑庵)」と「宇都宮記念公園」へ行ってきました。
多故記念公園(慈緑庵)
多故記念公園は、多故三代治(たごみよじ)キヨ夫妻から「後生に緑を伝え続けて欲しい」と市に寄贈された公園です。
寄贈された際には茶室と書院はありませんでしたが、キヨ夫人の「庭園内に茶室と書院を」との願いを受け、夫である三代治さんが茶室と書院の建築費を寄付し、「慈緑庵」が建築されました。
さて、そんな多故記念公園への行き方をご紹介します。
小田急江ノ島線、中央林間駅の北口改札を出て
駅前のファミリーマート方面へ向かいます。
この道を真っ直ぐ行きます。
右手に、和菓子の「三吉野」さんがある通りをさらに真っ直ぐ行きます。
駅から徒歩3分ほど。二つ目の交差点の右手に見えてきました。
交差点を右に曲がると「多故記念公園」の入り口です。園庭にはこちらから入ります。
真ん中にモニュメントと、左端には塔が建っています。
先ほどの交差点を真っ直ぐ行くと、右手に「慈緑庵」への入り口があります。
道が砂利道なので、ベビーカーを押して入るのには、ちょっと大変かもしれません。
利用時間は、午前9時~午後8時半。ただし、受付時間は午後4時半までとなっています。
また、月曜日は休館日のため注意が必要です。
中に入ると、左手にあるのが書院。右手奥にあるのが茶室です。
書院の入り口。
こちらが茶室です。
この時期は、木々の緑が映えて、本当にきれいな公園でした。
宇都宮記念公園
宇都宮記念公園は、元衆議院議員の故宇都宮徳馬氏の「緑を残したい」という意志を受け継ぎ、ご遺族から寄付された用地をもとに、市が整備した公園です。
公園は、「みどりの森」「ひのきの散歩道」「仲よし広場」の3つのゾーンに分かれており、「仲よし広場」にはロープウェイやブランコ、滑り台など小学生まで遊べる遊具を配置されています。
では、多故記念公園からの行き方をご紹介します。
慈緑庵の入り口の道路をそのまままっすぐ進みます。
突き当りに相模カンツリー倶楽部の入り口手前の道を左折します。
突き当りを右。
ゴルフ場の敷地が見えたら左に。
ゴルフ場の敷地沿いを道なりに進んでいきます。
突き当りを右へ。
直進し、突き当りを左へ。
住宅街を直進。
この道を右へ。
直進して
突き当りを左へ。
住宅街を直進すると…。
右手に小学校が見えてきました。
緑野小学校です。
この先を真っ直ぐ行きます。
小学校を過ぎた一つ目の交差点の角にありました。
宇都宮記念公園の「仲よし広場」です。多故記念公園から徒歩約10分ぐらいでした。
公園内には、小学生でも遊べる遊具が設置されています。
「仲よし広場」の先にあるのが、「ひのきの散歩道」です。
敷地内をぐるっと一周回れるように歩道が整備されています。
入り口です。
「ひのきの散歩道」の向かい側に位置するのが、「みどりの森」。
敷地内は、その名の通り森です。
森の奥には、緑野公園があります。
こちらが緑野公園。
園内をぐるっと一周すると、駐輪場の近くに広めの原っぱがあります。
「みどりの森」の隣には、宇都宮邸がありますが、こちらは個人のお宅なので入れません。
ちなみに、「みどりの森」だけ、開園日時が日・水・土曜と祝日の9時から17時までとなっていますので注意しましょう。
「みどりの森」は、春になると様々な花が咲き、それらを鑑賞する目的で多くの地域住民が訪れる公園だそうです。
ただし、今の時期は非常に虫が多く、めちゃくちゃ蚊に刺されます。「みどりの森」を一周しただけで、両手両足を蚊に刺されてしまいました。
なので、この時期に訪れるのであれば、しっかりと虫よけスプレーをしていくことをお勧めします。
というわけで、今回の「やまと散歩」は中央林間の公園、「多故記念公園(慈緑庵)」と「宇都宮記念公園」に散歩へ行ってきました。
近所の公園だけでなく、たまには違う駅の公園に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
多故記念公園(慈緑庵)
大和市中央林間五丁目17番3号
宇都宮記念公園
神奈川県大和市中央林間西四丁目4188-1
※マップで表示できなかったので参考に緑野小学校の地図をのせています