慢性的に解消のめどが立っていない大和市の待機児童問題。
その問題に対して、大和市がいろいろと頑張っているようですので、紹介します。
平成28年4月に2つの保育園が新しく開所
大和市が毎年のように力を入れているのが、保育園を増やすこと。来年の4月にも市内に2つの新たな保育園の開所が決まっています。
(仮称)大和つきみ野雲母保育園
場所:大和市つきみ野3丁目
定員:0歳~2歳クラス 27人
※以降、順次対象年齢拡大及び定員増加予定
運営:株式会社モード・プランニング・ジャパン
(仮称)高座渋谷もりのこ保育園
場所:渋谷(南部地区)区画整理事業41街区
定員:0歳~2歳クラス 27人
※以降、順次対象年齢拡大及び定員増加予定
運営:株式会社こどもの森
今回、市が出した設置の条件としては、『待機児童解消のため、定員を超えての児童の受け入れを積極的に行う』ということですので、定員27人以上(内訳:0歳児6人以上、1歳児10人以上、2歳児11人以上)の応募があった場合でも、受け入れてもらえる可能性があるようですね。
新規に開設する新設保育所の入所申し込みを開始
次に、大和市では、8月と9月に新規開所予定の2つの保育園の入所申し込みの受付を開始したそうです。
「(仮称)あけぼの保育園」
開所日:平成27年8月1日
場所:中央林間3-1-7
定員:60人(入所時の年齢が生後8週を経過している未就学児)
運営:社会福祉法人 曙会
「(仮称)さなぎっこ保育園」
開所日:平成27年9月1日
場所:大和東3丁目7-2
定員:39人(入所時の年齢が生後8週を経過している未就学児)
運営:株式会社ブレストウィン
入所要件
いづれの保育園も、入所要件は保護者などが、次のいずれかの理由で子の保育を必要とする場合となります。
1.自宅内外で月64時間以上働いている 2.仕事を探している、 3.出産の準備や出産後の休養が必要 4.病気や負傷などのため保育が困難 5.同居の家族などを介護や看護している 6.大学などに月64時間以上通っている 7.震災、火災などの復旧にあたっている 8.その他、1.~7.に類する状態にある
申し込みは、入所希望月(2月~4月を除く)の前月1日までに、必要書類を直接、保健福祉センター内のこども部ほいく課へ提出が必要です。
「保育コンシェルジュ」による相談を開始
大和市では、7月1日より「保育コンシェルジュ」による相談業務を開始したそうです。
「保育コンシェルジュ」とは… 保育サービスに関する専門の相談員。保育園、幼稚園、一時預かり事業など、各家庭の保護者のニーズに合った情報を提供するほか、保育施設の入所のあっせんなどをする。
つまり、これまで、各家庭でそれそれが自分で情報を集めて、子供の預け先を探さなければならなかったのを、専門の相談員に相談しながら、それぞれのニーズに合った預け先を探すことが出来るというもの。
そして、保育所の斡旋まで行ってくれるという、至れり尽くせりなサービスです。
さらに、市のサービスなので無料!!
これは嬉しい。
ちなみに、保育コンシェルジュの人数は1人ですので、原則事前の予約が必要です。
相談場所は、大和市保健福祉センターで、相談日は、祝祭日を除く月・水・金の午前9時~午後4時まで。詳しくは、保健福祉センター内のこども部ほいく課へお問い合わせください。
※保健福祉センター内のこども部ほいく課 TEL:046(260)5607
これらの施策だけで、すぐに待機児童問題が解消されるわけではないと思いますが、それでも少しづつ待機児童が減少しています。
市の今後の更なる取り組みに、期待しましょう!
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